ひささまへ
お返事ありがとうございます。大分も一段と冷え込んできました。ひささまのお住まいの地域も寒さが厳しくなっていませんか?お身体には十分にご自愛くださいね。
> その後、近くの整形外科を受診し腰の強い打撲と診断され
> 3日後から通学しています。
腰は文字通りに身体の要の場所でもあり、強い打撲は心配だったと思います。3日後に通学できるようになって本当に良かったですね。
> 確かに「癌になるよ。」と言う言葉が直接的でそこばかり
> が気にかかっています。娘も不安で動揺している中で診察
> をうけたので、他の説明があったかもしれませんがその言
> 葉が印象に残ったのかもしれません。
私にも経験があり、良く理解できます。医師の説明する言葉の中に「がん」や「悪性腫瘍」などの言葉が入ると、そのお前後の話が耳に入ってこずに頭の中が真っ白になってしまいます。聴いているはずなのに思い出せない状態になりますね。
医療者にとっては、日常的に使用する言葉としても、一般的には、ドラマやテレビの中の話しで身近なものではない言葉ですから余計にそうなりますね。医療者の私でも患者の立場になったときは同じでしたから、その時のひささまやお子様の心理状況が良く理解できます。
> 端的に必要のない検査だという表現が「癌になるよ」だっ
> たとの理解でいいでしょうか?
そうですね。そのように受け止めていただいて構わないと思います。「がんになるよ」と説明しながら不要な検査になりますよと説明したかったのではないかと推測します。「必要ない検査を受けさせた」と言う思いが消えない気持ちも理解できますが、その結果が「異常なし」であったことが解ったことで安心されたことも事実です。もしも検査を受けていなければ、娘さんを心配されるひささまの心の中に、別な不安が浮上していたかも知れませんよ。安心材料になったと思ってくださいね。
> 繰り返しになってたらすみませんが、今回も全くリスクが
> なく、軽い気持ちで受けさせた訳ではないのですが、
> またこういった場面があったらどうしたらいいのかわから
> なくなっています。今後、もちろん医師の診察のもとです
> が必要に応じて受ければいいでしょうか?
今後けがや病気にかかった場合において、診察された結果で検査を進められた場合には、その理由について説明を聞いた上で、安心して検査を受けてください。私も同様のケースで検査を進められた場合には、診療放射線技師という立場ではなく、ひささまと同じお子様を心配する親として、必要な検査を受けることを受け入れます。
以上、ご不明な点は気軽にお問い合わせください。