渡邉さま
お返事ありがとうございます。
頭痛で悩まされ眠れない仕事が手に付かないなど深刻な状況なのでしょうか?そうであれば一刻も早く原因を突き止めたいお気持ちはお察しします。
もしもそのような状況ではなく様子をみている段階であれば、MRI検査ができないから、造影CT検査をしましょう?ということにはならないと思います。
私個人の考え方を押しつけるつもりはございませんが、私の家族や友人がもしも渡邉さまと同じ状況に悩んでいたとした場合には、私は次のように選択肢として提案するとお診ます。
・現在通院しているかかりつけ医に引き続き診ていただきながら、血圧や血液データのコントロールや水分バランスなどで経過観察する
・現在のかかりつけ医が検査が必要と考えた場合には、脳ドック(MRI検査等)ができる病院を紹介していただき、現在までの治療の流れや検査データ・閉所恐怖症があること,造影CT検査で目が腫れる副反応があったことなども記載した紹介状(診療情報提供書)を書いていただいて紹介病院を受診する。
このふたつを選択肢として提案すると思います。
MRI装置は日々進歩しています。やや口径が広くなったものもありますし、格段にスピードが上がっています。検査予約する際に、担当医を通じて診療放射線技師とも事前に打ち合わせなどできると、検査当日がスムーズになり、ストップせずに検査が完了することも考えられます。
検査を受ける場合には、まず第一選択肢としてMRI検査をお考えください。
造影CT検査を受ける場合には、主治医の診断内容との検査を行うことの正当化を見極める必要がありますので、担当される医師と充分に話し合ってください。
> ちなみに副作用が1回目と違う場所に出る可能性も大きいのでしょうか?
> それともアレルギー体質の人間は、通常同じ箇所に副作用が出るのでしょうか?
副反応が起きない可能性も含めて、確率の問題でもあります。同じ症状が出る場合も考えられますし、異なる症状が出る場合も可能性としては0ではないと思います。
今回ではなく、今後何かしらの検査で造影検査を受けられる場合には、何か変?と思った場合には、我慢せずにすぐに診療放射線技師にお知らせください。
知らせる手順は検査の時に、声を出して呼ぶ、手を振って知らせるなど説明がありますのでそれに応じてお知らせください。
> それと病院の選び方ですが、私の場合はやはりクリニックよりはERがある病院で
> 受けた方が良いと思いますか?
> やはり場慣れしている、技師さんなどが対応した方が生き残る確率は上がりますよね?
造影CT検査を行う場合には、CT室内に救命道具など必要な物品はすべて揃っていますし、常日頃から緊急時対応の訓練なども実施しています。そのような設備がない施設では造影検査はできません。その点はご安心ください。
今回はここまでとしておきます。ご不明な点は続けてご質問ください。