ミミリン 様
相談員です。
先日まではとても暖かく、日中の気温は20°C とYシャツ一枚でも過ごせるほどでした。
本日からは真逆に、厳しい寒さとなっております。ミミリン様が住まいの地域はいかがでしょうか。
さて、放射線被ばくと乳がんの発症についての論文を探してみました。
約10遍以上の論文を斜め読みしまして、個人的な印象としては、放射線被ばくにより誘発されたと結論づけていた論文は、1/4 ほどでした。
逆に言えば、3/4 は放射線との関連は見られなかったという結果でした。
今回私が読んだ論文は、相対的なリスクが放射線に被ばくすることによって高くなるか低くなるかということを比較したものばかりで、約1/4 が有意にリスクが高くなったという結果ではありましたが、リスクが高いからといってがんになることはありませんので、解釈に注意が必要ですね。
私たちは生活する中で、さまざまなリスクと向き合って生活しています。その中の一つとお考えになられてはいかがでしょうか。
ミミリン様が複数回のCT検査で被ばくした線量は、原爆による被曝より少ないことと、原爆による被ばくは、全身被曝で1回照射であることに対して、医療被ばくは部分被ばくで被ばくの間隔があいているので、影響も異なります。
CTや医療における被ばくの影響は発癌など心配するほどの線量ではないと私は思います。
どうぞ、気持ちを楽に、安心してください。
以上です。